マンション投資における会社選びの重要性といい会社を選ぶための条件

マンション投資では、パートナーとなる「マンション投資会社」の存在が不可欠です。
マンション投資会社とは物件選びや日々の管理業務をサポートしてくれる会社のこと。
投資に失敗しないためには、確かな知識とノウハウを持った適切なマンション投資会社をパートナーに選ばなければなりません。

そこで今回は、マンション投資会社とはどのようなものなのか、
良い会社を選ぶためにはどんな条件に気をつけたらいいか具体的にご説明したいと思います。

 

◆マンション投資は会社選びが重要な理由

・マンション投資会社の主な業務
マンション投資会社がサポートしてくれるのは、主に次のような業務です。

①マンション建設計画の立案、設計施工
②建設したマンションの販売、運用計画の立案
③物件の清掃、維持管理、補修などのメンテナンス
④家賃の徴収、遅延督促などの賃貸管理
⑤空室発生時の入居者募集などの賃貸仲介

これらはどれも独自のノウハウが必要とされる業務なので、ほとんどのマンションオーナーは自力で行うのではなく、
マンション投資会社のサポートを受けつつ行っています。

・物件選びの前に「会社選び」がある
マンション投資は「良い物件を選べるかどうかが成否を分ける」と考える人が多いですが、
実際には物件選びの前に契約するマンション投資会社を選ばなければなりません。
マンション投資会社は、物件の選び方についてもアドバイスしてくれるので、良い物件が選べるかどうかにも間接的な影響を及ぼす存在です。

また、マンション投資会社は家賃設定や将来の修繕など、運用に関するサポートも行ってくれます。
ですから、仮に投資する物件が同じだったとしても、契約する投資会社が異なる場合、運用方法に違いが生じ結果的に投資の成否が変わる可能性もあるわけです。
このように、物件選びから運用に至るまで、マンション投資会社はマンション経営の根幹に深く関わってきます。
そのため、パートナーとなる会社選びは非常に重要な工程なのです。

 

◆マンション投資会社選びで気になるポイント

・マンション投資会社がオーナーのサポートで儲かる仕組み
マンション投資会社は、物件売買の仲介や管理業務の代行など、マンション投資・経営の過程で「人と人との仲介」を行うことで手数料を受け取ります。
特にマンション自体の建設や売買の仲介は動く金額も大きいため、その分投資会社が得る利益の額も大きくなります。

どのような業界にも共通することですが、中には自社の利益のためなら顧客の利益はどうなってもいいと考える「悪徳業者」も存在するので注意しましょう。
「とにかくたくさん物件を売ればいい。売れた後の運営がうまくいくかどうかはオーナーの責任」と考える業者や営業マンは決して少なくありません。
マンション投資で利益を上げることを目指すなら、こうした信頼できない投資会社は避け、信頼できる優秀な投資会社を選びましょう。

・悪質な勧誘ってどんなことを言ってくるの?

信頼できない投資会社は、とにかく建設工事や売買の成約だけを狙った悪質な勧誘を行っています。
相手の意志を無視した勧誘電話をかけてきたり、強引な訪問を繰り返したりするのが彼らの典型的な手法です。
また、「絶対に儲かります」、「今すぐ契約しないと他所にチャンスを奪われてしまいます」というふうに、
契約だけを急がせるような煽り文句を使ってくる場合もあるので、このような傾向が見られる業者には注意してください。

・悪質な会社を見極める方法

すでに述べたように、契約だけを目的としたセールストークを使うことに加えて、
マンション投資のリスクなどネガティブな情報を一切説明しない場合は「成約だけが目的=悪質な会社」である可能性が高いと考えられます。
リスクやデメリットなど、本来は伝えたくないはずのマイナスの情報もちゃんと伝える努力をしているかどうかが見極めのポイントになるでしょう。

・不動産会社のセミナーって本当に安心?
不動産会社の中には、投資初心者に向けてマンション投資のノウハウを伝授するセミナーを開催しているところもあります。
純粋に市場拡大や自社の認知度向上が目的なわけではなく、新たな顧客獲得が最終的な目的です。

不動産投資初心者の方の中には、「そういうセミナーには興味があるけど、悪質な業者にあたってしまう可能性もあるのでは?」と心配な方もいるでしょう。
そのような場合には、過去に同じ会社が開催したセミナーに参加した人の感想をネットで探し、
どういう評判があるかチェックするのがおすすめです。
もし、「しつこく勧誘された」といった悪評が多い場合は参加を見送ったほうがいいかもしれません。

・投資会社とオーナーのいい関係はどう築く?

投資会社とオーナーの関係は、物件の売買が済めば終わりというわけではありません。
管理業務の一部、もしくはすべてを業者に委託することになるため、
物件を購入しマンション経営がスタートしてから少なくとも数年、長ければ数十年は続いていくことになります。

投資会社といい関係を築くには、最初の段階で担当者と自分との相性を確かめておくといいでしょう。
投資会社の営業担当者は、直接付き合う相手になるので、「自分の苦手なタイプではないか」、
「人柄が信頼できそうか」といった点を契約前によく確かめておいてください。

◆いいマンション投資会社かどうかを判断する条件

ここからは、実際に複数のマンション投資会社の中からいい会社を選ぶ際に、判断の基準となる条件をご紹介しましょう。

1.確固たる実績がある
業界でのシェアや管理戸数など、今までに確固たる実績がある会社は、実績に乏しい会社に比べて信頼してもよい条件をひとつ備えているといえます。
より具体的に、「どのエリアでの実績が多いのか」、区分所有と一棟所有、ワンルームタイプとファミリータイプなど「どのタイプのマンション投資に強いのか」
といった点を事前に調べておけば万全です。

2.運用計画の提案を行ってくれる
「将来性のあるエリアだから」、「いい物件だから」といった理由だけで投資をすすめるのではなく、
将来に渡っての運用計画を提案してくれるかどうかを確かめてください。
「家賃はいくらに設定し、何年間運用し、いくらくらいで売却できるのか」といった部分まで提案してくれるのなら、
単に物件を買わせて手数料を稼ごうとしているのではなく、運用のサポートまでを視野に入れていることがわかります。

3.利益だけでなく失敗例やリスクを示してくれる
マンション投資にはリスクも存在します。
想定される失敗のパターンや、存在するリスクを隠すことなく説明してくれるかどうかをチェックしましょう。
「空室が発生する可能性はどのくらいあるのか」、「近隣の工場や大学が移転してしまう可能性や、その場合に生じる影響はどのくらいあるのか」といった点を踏まえて説明してくれるかどうかが重要です。

4.アフターフォローが充実している
「とにかく売ってしまえばいい」と考えている業者かどうか確かめるために、
メンテナンスの計画などアフターフォローの体制について質問してみるいいでしょう。
回答に窮したり、通り一遍の説明しかできなかったりするような場合は要注意です。
また、過去の利用者との間にトラブルが起きていないか、ネット上で利用者の口コミを探すという方法もあります。

5.投資エリアの物件情報や将来予測に詳しい営業マンがいる
すでに述べたように、投資会社が信頼できるかどうかは、最終的には担当する営業マンとの相性で決まることが少なくありません。
「人間的に信頼できる相手か」、「自分との性格的な相性はいいか」といった点はもちろんですが、
投資するエリアの物件や将来についての情報に詳しいかを確かめるのも大事です。

「このエリアの将来性はどのくらいあるか」、「競合する物件はどのくらいで、どういった点で優位に立てるのか」といった質問を投げかけて反応をチェックしてみてください。

・まとめ
今回は、マンション投資における会社選びの重要性、およびいい会社かどうかを判断するための条件をご紹介してきました。
複数の会社を比較し、すべての条件を満たす会社を見つけることができれば、マンション投資に成功する確率は高まります。

会社選びは、いわば「マンション投資のスタートライン」です。失敗しないよう慎重に進め、マンション投資を成功に導きましょう。